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第10回 エコーを活用した機能解剖セミナー開催しました

2025年8月30日(土)に第10回超音波エコーを活用した機能解剖セミナーを開催しました。今回は、「人工膝関節全置換術術後の理学療法のポイント -up to date-」というテーマで当院理学療法士の杉山が講演・実技指導をさせていただきました。
 人工膝関節全置換術(TKA)は傷んだ関節面を人工関節に置き換えることで新しい関節を作る手術であり、年間約7万件施行されています。しかし、術後約2割の方が満足していないという報告もあります。満足度低下の要因の多くは『膝可動域制限』です。

今回は膝屈曲可動域に着目し、機能解剖を基にした評価や機種特性を考慮した理学療法について超音波エコーを使用してご紹介しました。超音波エコーを臨床に取り入れ、病態を正確に評価することは重要であり、治療の質を高めることが出来ると考えています。
 今回ご参加いただいた先生方には改めて感謝申し上げます。

今後も日々の臨床における疑問を追求し研鑽を重ねていきます。
 ありがとうございました(文責 杉山PT)。