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PRP(多血小板血漿)開始して半年経過しました:途中経過報告

少しずつ涼しい日が増えてきましたね。

さて、クリニックでは再生医療であるPRP(多血小板血漿)治療を開始して約半年が経過しました。

これまでの間に10名の患者様にPRPを施行してきました。主に膝関節、肩関節疾患が多いです。

個人的には高齢者ではPRP効果が若い方よりも少ないのでは?と少し疑問視している部分もありましたが、実際には加齢性変化である変形性膝関節症の患者様においてもPRP加療にて症状が消失し、現在は通院なしで経過観察となった方もおられます。PRPの可能性に関しては多くの患者さんには知ってもらいたいと思っています。

ヒアルロン酸注射でも症状がなかなか良くならない方や、人工関節など手術しかないと言われたけれど出来るだけ手術は避けたいと考えている方、関節痛で症状が良くならない方などお困りの方がおりましたら一度整形外科外来の受診をお勧めします。

初診当日でのPRP加療は出来ません。患者様には適応も含めてPRPにより期待できる効果などきちんと医師より説明し納得の上で受けてほしいと考えているからです。

クリニックでは上記のような再生医療など新しい医療を提供しています。

さらに今後リハビリ加療で多くの適応となる体外衝撃波も保険外診療となりますが導入予定です。

できるだけ安価で多くの患者様の症状が良くなるように先端医療を導入していく予定です。

詳細が決まりましたら報告させていただきます。お楽しみに!

(整形外科  錦野匠一)