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学会発表報告:杉山PTが日本整形外科超音波学会で発表してきました!

当院理学療法士の杉山先生が、日本整形外科超音波学会の「主題:組織の動態評価 ~静から動へ~」をテーマとして発表してきました。主題の演者として当院理学療法士が選ばれ、立派に発表してきたことを嬉しく思います。以下、杉山PTからのコメントです。

2026年8月8・9日和歌山県で開催された「第37回日本整形外科超音波学会」に参加し、 『
健常者における胸郭可動性と横隔膜筋厚変化率との関連性』というテーマで演題発表を行い
ました。
横隔膜は主呼吸筋としての機能だけでなく、腹腔内圧調整や姿勢制御においても重要な役割を
担うとされています。また、下位胸郭内面と接する領域が横隔膜には存在することから、胸郭
の可動性と横隔膜機能は相互に影響し合うと考えられます。
そこで本研究では、健常者を対象に胸郭回旋可動性と超音波画像装置で測定した横隔膜筋厚変
化率との関連性を検討しました。その結果、『胸郭回旋可動性が大きい程、横隔膜筋厚変化
率も大きい』という明確な関連性を示しました。
投球や走行、跳躍といったスポーツ動作時には十分な胸郭可動性が求められます。胸郭の可動
性が低下すると、横隔膜を含む体幹筋の収縮効率が落ち、腰部痛や肩障害などの引き金となる
可能性が考えられます。
今後は、腰椎分離症や投球障害肩といった疾患においてもデータを集積し、より効果的なリハ
ビリテーションに繋げていければと考えています。
(文責:杉山貴生)