“第3回 エコーを活用した機能解剖セミナー” 開催しました!
2023年5月27日に第3回超音波エコーを活用した機能解剖セミナーを行いました。
今回も主に近隣病院に勤務されている理学療法士の先生を対象に、
「投球時に生じる肩前方部痛の解釈」というテーマで、杉山理学療法士が講演と実技指導を行いました。
当院含め整形外科外来では、肩や肘に痛みを訴える多くの野球選手が来院されます。
受診時には痛みが続き長らく競技に復帰できていない選手もいます。
日常診療において大事なことは、選手の肩や肘に生じている病態を把握し、的確な治療介入を行い、それを実践することを目指しています。
超音波エコーは病態の診断に有用なだけでなく、我々理学療法士が使用する場合でも、損傷した組織が治癒していく過程を把握でき、痛みや可動域制限の原因となっている周辺組織の動きを確認できるなど、我々が目指す的確な治療というものに欠かせないツールになっています。今回も我々が臨床でおこなっている評価や治療について紹介させていただき、参加された先生方と様々な意見交換を行い、とても有意義な時間を共有することができました。ご参加いただいた先生方には改めて感謝申し上げます。
このようなセミナーを今後も継続し、エコーを活用したリハビリテーションを普及していきたいと思います。エコーを始めたい、様々な評価方法をしりたい、どのように臨床に活用したらよいか悩んでいる方など、是非セミナーにご参加ください。